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コロナ禍における2021年本年の確定申告の実態調査を行いました。

確定申告、「電子(e-Taxや会計ソフト)で行う予定」が
42.4%、昨年比15%増と電子申告が大幅増加の見込み

〜政府広報CMも流れ、コロナで電子申告が加速か〜

調査概要

調査概要:コロナ禍における確定申告の実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年1月27日~2021年1月27日
有効回答:昨年確定申告を行い今年も確定申告を行う予定の人かつ昨年対面相談を行った人111名

昨年の確定申告、「電子(e-Taxや会計ソフト)」で対応した人は、27.0%

 「Q1.あなたは、昨年の確定申告をどのような方法で行いましたか。」(n=111)と質問したところ、「電子(e-Taxや会計ソフト)」が27.0%、「対面」が58.6%という回答となりました。

・電子(e-Taxや会計ソフト):27.0%
・対面:58.6%
・郵送:4.5%
・その他:9.9%
・わからない/答えられない:0.0%

「電子(e-Taxや会計ソフト)」で対応した理由、「自宅で効率的にできるから」が66.7%で最多

 Q1で「電子(e-Taxや会計ソフト)」と回答した方に、「Q2.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=30)と質問したところ、「自宅で効率的にできるから」が66.7%、「添付書類を省略できるから」が36.7%、「控除額が上がるから」が30.0%という回答となりました。

・自宅で効率的にできるから:66.7%
・添付書類を省略できるから:36.7%
・控除額が上がるから:30.0%
・税金還付のスピードが早いから:30.0%
・新型コロナウイルスの感染を避けるため:26.7%
・その他:23.3%
・特にない:0.0%

今年の確定申告「電子(e-Taxや会計ソフト)で行う予定」という回答が42.4%

「Q3.あなたは、今年の確定申告をどのような方法で行う予定ですか。」(n=111)と質問したところ、「電子(e-Taxや会計ソフト)」が42.4%、「対面」が40.5%という回答となりました。

・電子(e-Taxや会計ソフト):42.4%
・対面:40.5%
・郵送:2.7%
・その他:11.7%
・わからない/答えられない:2.7%

理由として「自宅で効率的にできるから」が66.0%で最多、他にも「新型コロナウイルスの感染を避けるため」という声も

Q3で「電子(e-Taxや会計ソフト)」と回答した方に、「Q4.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=47)と質問したところ、「自宅で効率的にできるから」が66.0%、「新型コロナウイルスの感染を避けるため」が51.1%、「控除額が上がるから」が29.8%という回答となりました。

・自宅で効率的にできるから:66.0%
・新型コロナウイルスの感染を避けるため:51.1%
・控除額が上がるから:29.8%
・添付書類を省略できるから:25.5%
・税金還付のスピードが早いから:21.3%
・その他:14.9%
・特にない:4.3%

「対面」と回答した人の理由、「対面の方がわからないことをすぐ聞ける」48.9%、「なんとなく」44.4%

Q3で「対面」と回答した方に、「Q5.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「対面の方がわからないことをすぐ聞ける」が48.9%、「毎年対面で行っているからなんとなく」が44.4%、「e-Taxや会計ソフトでの申告方法がわからない」が22.2%という回答となりました。

・対面の方がわからないことをすぐ聞ける:48.9%
・毎年対面で行っているからなんとなく:44.4%
・e-Taxや会計ソフトでの申告方法がわからない:22.2%
・e-Taxや会計ソフトでの事前準備が手間:15.6%
・e-Taxや会計ソフトの利用環境がない:4.4%
・その他:4.4%
・特にない:4.4%

対面での相談や面談を予定している人49.2%

Q3で「電子(e-TAXや会計ソフト)」「郵送」「その他」のいずれかを選択した方に、「Q6.あなたは今年、確定申告をするにあたって、対面での相談や面談を予定していますか。」(n=63)と質問したところ、「予定している」が49.2%という回答となりました。

・予定している:49.2%
・予定していない:34.9%
・わからない:15.9%

相談や面談を対面で行うことに対して「抵抗がある」人54.8%

Q6で「予定している」と回答した方に、「Q7.コロナ禍において、確定申告をするにあたっての相談や面談を、対面で行うことに抵抗はありますか。」(n=31)と質問したところ、「非常にある」が25.8%、「少しある」が29.0%という回答となりました。

・非常にある:25.8%
・少しある:29.0%
・あまりない:38.7%
・全くない:6.5%

■まとめ

今回は、コロナ禍でより加速する電子化の流れと確定申告の関係性について、「昨年確定申告を行い、今年も確定申告を行う予定の人かつ昨年対面相談を行った人」を対象に、実態調査を実施しました。

結果として、昨年の確定申告を「電子(e-Taxや会計ソフト)」で対応した人は、27.0%だったのに対し、今年の確定申告を「電子(e-Taxや会計ソフト)で行う予定」と回答した人は42.4%という結果に。昨年に比べて15%の人が電子化へと切り替える予定のようです。理由としては「自宅で効率的にできるから」「新型コロナウイルスの感染を避けるため」などの意見が多数見受けられました。

一方で、「対面の方がわからないことをすぐ聞ける」など理由から、今年も49.2%の人が「対面」で確定申告を行うと回答。しかし、コロナ禍において対面で相談などを行うことに対して「抵抗がある」と回答した人は54.8%いることがわかりました。

確定申告など、複雑な手続きにはついつい担当者に聞きながら対面で進行することで安心感を得たいと思ってしまいがちですが、新型コロナウイルスの影響による三密回避を目的として、今年は多くの人が電子での確定申告を予定しています。オンラインでも申告者が安心して確定申告を実施出来るよう、今後手厚いオンラインサポートを展開していくことが、現場には求められています。

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